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<健幸TV講師インタビュー①>口腔機能トレーニングから朗読エンターテインメントまでー舞台女優・ヨガインストラクター ゆりー

2020/07/30

<健幸TVプログラム紹介コーナー>

 

今回は、健幸TV配信スタジオである東京マルシェYoga & Well Aging Studioにてハタヨガベーシッククラスをご担当頂き、また健幸TV配信プログラムにおいても、各種プログラムの担当講師としてご活躍頂いている、ヨガインストラクターであり舞台女優でもあるゆり先生へのインタビュー記事をお届けします。

ゆり先生には現在、健幸TVの中でも、
定時配信の「椅子のどヨガ」クラスや、最近では、朗読やエンターテインメントコンテンツもご提供いただいています。
今現在は、こういった様々なプログラムを考案頂いていますが、
きっかけとなったこと、プログラムを考える際にベースとなっている考え方などを、詳しくお聞かせいただけますか?

はい。

舞台俳優は、日々、自身の身体や心と向かい合い、ケアをしていきます。

俳優が行う身体訓練や発声練習またコミュニケーションゲームなどは、
私たちは、トレーニングの一環として行っていますが、
実は、

発声の際の動きや、考えながら、イメージしながら行うそれらの時間は、
口腔機能の向上や認知症対策など
様々な世代の方に
楽しんでいただけるレクリエーションプログラムにもなるのでは

と考え、椅子に座りながら行えるプログラムとして考案、開発を行っています。

 

実際に、デイサービスでクラスをご提供いただいている中でも、
発声に興味のある方、お声を出す何らかの活動をされてきている方など、
ご好評の声も多くいただいていますよね。

逆に、難しいなと感じる局面などもこれまでありましたでしょうか。

 

はい。

以前、

”セリフを使っていつもより大きな声を出す”

というワークを行ったことがありました。

その際、ご参加された女性の方から

「こういうセリフはとても言えないわ。。私たちにとってはねぇ。。」

というコメントをいただいたことがあったんですね。

そのセリフは、

「男:おーい、お茶!」

「女:自分でやってー!」

というものでした。

このセリフを言えないとおっしゃった理由は、

旦那様・ご主人・男性に向かって言う言葉ではない

と考えていらっしゃることにあったのですね。

その方の生きてこられた時代や人生背景に触れた瞬間でした。

一方で、
セリフだからこそ言えちゃう!という方もいらっしゃったのですが、

演劇的な手法をプログラムに取り入れる時に、
ナーバスに扱わなければ、皆様に楽しんでいただけないのだなと
気づきを得た出来事でした。

普段出来ない、やらないことにチャレンジをしていただくことで「刺激」があることは大事ですが
「楽しさ」をベースにしてこれからもプログラムを作っていきたいなと
強く思う出来事でした。

 

では、
実際に配信先の方がプログラムを選ぶのに迷った際にご参考になるような、
それぞれの特徴や、おすすめしたいポイントなどを教えてください。

*椅子のどヨガ*
このレッスンは、お喋りをする機会が少ない方、誤嚥が気になる方、
そして、お顔の表情筋や発声練習で、咽喉もとの筋肉をヨガを使って強化したい方に
おすすめです。

*やってみよう音読*
美しい日本語の文章に触れ朗読を楽しみながら口腔機能の向上を目指したい方に。
音読のための準備運動も椅子に座った状態で行い、実際に朗読を聞いていただいた後で、黙読や、講師と一緒に読んでいただく時間を設けています。

*エンターテイメントコーナー*

聞いて観て楽しむ朗読エンターテイメント!ゲストを交えながら楽しい物語をご提供します。

ありがとうございます。

では、これから健幸TVを通して、チャレンジしてみたいことなどあれば、
教えてください。

健幸TVをご視聴頂いているみなさまは、今では全国各地にいらっしゃるので、
朗読公演をいつか行いたいなぁと思っております。

 

素晴らしいですね!
その様子もまた、健幸TVで配信してみなさまにご覧頂けたら良いですね!

ありがとうございました。

 

ゆり先生のプログラムはこちらのリンクからも、ご覧いただけます。

*定時配信 「椅子のどヨガ」
毎週金曜日 11:00-11:40
https://vdg.jp/tmarche/live/

*VOD「椅子のどヨガ」
https://vdg.jp/tmarche/?c=51972&w=yuri

*音読レッスン、口腔ケアレッスン
https://vdg.jp/tmarche/?c=69437

*エンターテインメント
https://vdg.jp/tmarche/?c=58895